拡大を続けるアライナー矯正の市場と現状
世界的にアライナー矯正の市場は年々大きく成長しており、市場規模・需要ともに拡大を続けています。
今後5年ほどで20〜30%程度増加するという予測もあり、矯正治療の選択肢として確実に存在感を高めています。
その背景には、患者さんの審美的ニーズの高まりだけでなく、治療計画を支えるソフトウェアや3Dプリンターをはじめとしたデジタル機器の進化が大きく影響しています。
国内においては正確な統計データはありませんが、多くのメーカーがソフトウェア開発に力を入れており、今後さらに需要が高まると考えられます。
当院でも4年前よりアライナー矯正を導入しておりますが、症例数は年々増加傾向にあります。
50〜60代の方の需要が拡大している
一般的に矯正治療というと20〜30代の比較的若い年齢層をイメージされる方が多いかと思いますが、実際には50〜60代の方にも多くご利用いただいています。
歯並びの改善だけでなく、歯の位置や噛み合わせの改善を目的として治療を行うケースが増えていることも、その理由の一つです。
アライナー矯正のメリット
では、アライナー矯正のメリットにはどのような点があるのでしょうか。
見た目が目立ちにくい
最も大きなメリットは「見た目が目立ちにくい」ことです。
従来のワイヤー矯正では、笑ったときに金属が見えてしまうため、治療中に抵抗を感じる方も少なくありません。
特に仕事などで人前に立つ機会が多い方にとっては、大きな利点といえます。
取り外しができ、衛生的
また「取り外しができる」点も重要なメリットです。
ワイヤー矯正では食事が装置に挟まりやすく、デンタルフロスなど清掃器具の使用も制限されるため、口腔内の清掃が難しくなります。
矯正治療中に虫歯や歯肉の炎症を起こすことは、患者さんにとっても医療側にとっても避けたい問題です。
その点、アライナー矯正は衛生管理がしやすい治療法といえます。
痛みや違和感が少ない
さらに、ワイヤーやブラケットが頬や唇に当たらないため、痛みや違和感、口内炎が起こりにくいこともメリットの一つです。
アライナー矯正のデメリットと注意点
ここまで聞くと、アライナー矯正の方が良い治療法だと感じられるかもしれません。
しかし、デメリットも存在します。
徹底した自己管理が必要
アライナーは1日20〜22時間以上の装着が必要で、治療の成否は患者さんの自己管理に大きく委ねられます。
装着時間が不足すると、計画通りに歯が動かず、治療期間が延びたり、意図しない方向に歯が動いてしまうこともあります。
当院では通院頻度をやや多めに設定し、患者さんと確認しながら治療を進めていますが、ここがアライナー矯正における最大の注意点といえるでしょう。
紛失や破損のトラブル
また、外食時にうっかり捨ててしまったり、外したアライナーをペットに噛まれてしまうといったトラブルも実際に起こっています。
さらに、飲食のたびに取り外す必要があるため、外食の機会が多い方には不便に感じられる場合もあります。
症例による適性の違い
抜歯を伴う矯正症例では、より確実性の高いワイヤー矯正が適しているケースもあり、この点は歯科医師の判断が重要になります。
まとめ
以上、アライナー矯正のメリット・デメリットについてお伝えしました。
実感としては、患者さんの満足度は非常に高い治療だと感じています。
当院では、資料をもとにシミュレーションデータを作成し、治療の流れや結果をできるだけ分かりやすくご説明することを心がけています。
シミュレーションのみのご相談も可能ですので、ご興味のある方はお気軽にご連絡ください。
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