インプラントのメンテナンス頻度と長持ちさせる秘訣を解説

      2026/02/20

大島・東大島の歯医者、あおぞら歯科で、インプラントのメンテナンス頻度と長持ちさせる秘訣を解説

こんにちは、江東区大島・東大島の歯医者、あおぞら歯科です。

インプラント治療は、失った歯の機能を人工歯で補う治療法です。
入れ歯やブリッジに比べて見た目が自然で咀嚼力も高いというメリットがありますが、治療後のケアを怠るとトラブルが起こるリスクもあります。
特に注意が必要なインプラント周囲炎は、放置するとインプラントが脱落することもあります。
今回は、インプラント周囲炎のリスクとインプラントを長持ちさせるためのメンテナンス頻度、日常生活でのケア方法について解説します。

 

インプラント周囲炎のリスク

インプラントのメンテナンス頻度と長持ちさせる秘訣を解説

インプラント周囲炎は、インプラント周囲の軟組織や骨に炎症が起こる疾患です。
放置すると骨吸収が進み、最終的にはインプラントの除去が必要になります。

インプラント周囲炎は、歯周病よりも進行が速いのが特徴です。
インプラントには歯根膜がないため、感染が起こると急速に広がります。
また、初期には痛みが少なく自覚しにくいため、定期検診を受けないと発見が遅れがちです。
不十分なオーラルケアや喫煙、糖尿病などの全身疾患、歯周病の既往歴、免疫低下などがリスクとなるため、これらの要因をできるだけ排除し、定期的なメンテナンスを行うことが、予防には欠かせません。

 

インプラント周囲炎になりやすい人

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インプラント周囲炎は、特定の条件や生活習慣によって発症リスクが高まります。
例えば、喫煙者は血流が悪化し治癒が遅れるためリスクが上がります。
糖尿病や免疫機能の低下がある人も、炎症の抑制や組織の修復力が弱いためリスクが高く、歯ぎしりや食いしばりなどでインプラントに過度な力がかかる人も、周囲組織に負担がかかることから発症リスクが高まります。

 

インプラント周囲炎を防ぐためのメンテナンス頻度

インプラントのメンテナンス頻度と長持ちさせる秘訣を解説

インプラント周囲炎を防ぐには、継続的なメンテナンスとケアが必要です。
一般的に、治療後の最初の1年間は3か月ごと、1年経過後は大きな問題がなければ3か月~6か月ごとに定期検診を受ける必要があります。
メンテナンスでは、口腔内診査、レントゲンによる骨の確認、歯周ポケット測定、歯垢除去、咬合チェック、ブラッシング指導などが行われます。

 

インプラントを長持ちさせる秘訣

食後・就寝前の歯磨き

インプラントを長持ちさせるためには、毎日の歯磨きを欠かさないことが大切です。
特に、食後は食べかすや歯垢がインプラント周囲に残りやすく、就寝中は細菌が繁殖しやすいため、食後と就寝前のケアは重要です。
やわらかめの歯ブラシを使い、インプラント周囲の歯ぐきとの境目を丁寧に磨きましょう。

 

デンタルフロスと歯間ブラシの使用

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デンタルフロスや歯間ブラシは、歯ブラシだけでは届かないインプラント周囲の歯垢を除去するために欠かせません。
毎日1回、就寝前の歯磨き時にフロッシングも行うようにしましょう。
歯ブラシでブラッシングをする前にデンタルフロスや歯間ブラシで歯間を磨くと、より効率的に汚れを落とせます。
初めて使用する場合や方法に不安がある場合は、歯科医師や歯科衛生士からブラッシング指導を受けると歯ぐきなどを傷つけるリスクを減らすことができます。

 

禁煙

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喫煙は、インプラントの安定を妨げる代表的な要因です。
ニコチンは血管を収縮させて血流を悪くし、一酸化炭素は血液中の酸素運搬を阻害します。
その結果、インプラント周囲の組織への酸素や栄養の供給が滞り、治癒の遅れや感染リスクの上昇、骨との結合不足につながるおそれがあります。

そのため、インプラント治療を受ける場合は、少なくとも2週間、できれば1か月以上前からたばこを控える必要があります。
治療後も禁煙を続けることで、インプラントをより長く安定して保ちやすくなります。

 

歯ぎしり・食いしばり対策

インプラントのメンテナンス頻度と長持ちさせる秘訣を解説

歯ぎしりや食いしばりは、インプラントに過度な力が加えられます。
その結果、インプラントや周囲の組織に負担がかかり、歯冠の破折や金属部分の損傷、ネジの緩みなどのトラブルを引き起こすことがあります。
力が長期間加わると、インプラントを支える骨にも影響し、骨の吸収が進む場合もあります。

対策としては、まずナイトガードの使用が挙げられます。
夜間に装着することで、歯ぎしりや食いしばりの力を緩和し、インプラントを守ることができます。
日中の食いしばりに対しては、まず自分の癖に気づくことが大切です。
歯が触れていることに気づいたら、口周りの筋肉をリラックスさせましょう。
また、ストレスや疲労は歯ぎしり・食いしばりを悪化させる要因となるため、規則正しい生活や十分な睡眠、軽い運動などを取り入れることも大切です。

 

定期メンテナンスの受診

インプラントのメンテナンス頻度と長持ちさせる秘訣を解説

インプラントを長く安定して使うためには、定期的な検診とメンテナンスが欠かせません。
歯科医師や歯科衛生士による専門的なチェックとクリーニングで、早期にトラブルを見つけ、口内全体の健康を保つことが大切です。

メンテナンスではまず、歯ぐきの腫れや出血、膿の有無などを確認し、インプラントの上部構造に破損や摩耗がないかを調べます。
続いて、プロービング検査で歯肉溝の深さを測定し、周囲の組織や骨の状態を把握します。
必要に応じて、骨の吸収やインプラント本体の状態を詳しく確認するためにレントゲン撮影をすることもあります。
また、噛み合わせの検査も行い、力のかかり方に偏りがある場合は調整を行います。

クリーニングでは、セルフケアでは落としにくい歯石やバイオフィルムを、専用の器具で丁寧に取り除きます。
セルフケア方法に課題がある場合は、ブラッシング指導やデンタルケアグッズの提案などが行われることもあります。

 

まとめ

インプラントを長く快適に使うためには、手術後のメンテナンスと日々のセルフケアを継続することが大切です。
食後と就寝前の歯磨きに加え、デンタルフロスや歯間ブラシを使って口内を清潔に保つようにしましょう。
禁煙や歯ぎしり・食いしばりの対策も、インプラントを守るうえで欠かせません。

また、こうした日常のケアに加えて、定期的に歯科検診を受けることで、インプラント周囲炎を防ぎ、インプラントをより良い状態で保つことができます。
セルフケアとプロフェッショナルケアの両立で、インプラントを長持ちさせましょう。

 



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