人より前歯が大きい?大きさの基準や大きい理由について解説

      2025/05/20

大島・東大島の歯医者、あおぞら歯科で、前歯の大きさについての悩みにお答え

こんにちは、江東区大島・東大島の歯医者、あおぞら歯科です。

「前歯が人より大きい気がする」
「前歯が目立つのがコンプレックス」

そんなお悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。
前歯は口を開けた時によく見える位置にあるため、サイズや歯並びが原因でコンプレックスを抱えることは少なくありません。
今回は、前歯が大きい場合に考えられる原因と、その治療法について解説します。

 

一般的な前歯のサイズ

前歯の大きさは人それぞれ異なりますが、平均的な前歯の横幅の大きさは、男性で約8.6mm、女性で約8.5mmです。
そのため、前歯の横幅が9mm以上ある場合は大きいと判断されることがあります。

 

前歯が大きくなる原因

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前歯が大きくなる主な原因としては、遺伝や歯の過剰成長、歯の形態異常などが挙げられます。
遺伝的要素は避けることが難しく、家族に同じような特徴を持つ人がいる場合、その影響を受けやすいといえます。
また、歯が通常よりも大きく成長してしまう過剰成長と呼ばれる状況が原因の場合もあります。
歯の形態異常は、歯の形や大きさが通常とは異なる状態を指し、遺伝的要因や環境的要因などさまざまな要因によって引き起こされます。

 

前歯が大きく見える原因

周りの歯が小さい
前歯のサイズが平均的だった場合でも、見た目には大きく見えてしまうことがあります。
その要因の一つが、周りの歯が小さい場合です。
特に側切歯など前歯の隣に位置する歯が「矮小歯」と呼ばれる状態の小さい歯だった場合は、相対的に前歯が大きく見える場合があります。
矮小歯は、遺伝やビタミンD不足などが原因とされています。

前歯が突出している
前歯が大きく見えるもう一つの原因として、前歯が突出しているケースがあります。
いわゆる「出っ歯」という状態です。この状態は、上顎骨の過剰成長や下顎の成長不足、さらには上下のあごのバランスの悪さが原因で生じます。
また、幼少期の指しゃぶりや口呼吸などの癖や習慣も、上の前歯が大きく前に出る原因となります。
この結果、前歯がほかの歯に比べて大きく見えてしまうことがあります。

周りの歯が後退している
前歯が大きく見える理由として、周りの歯が後退している場合もあります。
顎骨が小さい、または舌癖によって前歯を前に押し出してしまうことがあると、隣接する歯が舌側に後退し、前歯が突出して見えるため、前歯が相対的に大きく感じられます。

歯ぐきが下がっている
加齢や生活習慣、歯周病などの影響で、歯ぐきが下がることがあります。
これは「歯肉退縮」と呼ばれ、歯肉が下がることで本来は歯ぐきに覆われている歯根が露出している状態です。
通常よりも見える部分が長くなるため、前歯が大きく見える原因となります
。歯肉退縮の原因には、加齢や過剰なブラッシング、歯ぎしり、食いしばりなどが挙げられますが、中でも代表的なのは歯周病です。
歯周病で下がった歯ぐきはセルフケアだけでは改善が難しいため、できるだけ早期に気付き、治療を受けることが大切です。

 

前歯が大きいことによるリスク

歯並び・かみ合わせの悪化

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前歯が大きいことによって生じるデメリットとして、まず考えられるのが歯並びやかみ合わせの悪化です。
前歯が大きいために隣接する歯が整列するためのスペースが足りなくなり、歯並びやかみ合わせが崩れることがあります。
出っ歯や叢生(歯が重なり合う状態)といった歯並びの悪さを引き起こすリスクが高まるため注意が必要です。

 

見た目

前歯が大きかったり歯並びが悪かったりすることは、見た目においても大きな影響を与えます。
歯並びが悪いことで、周りの人からからかわれたり、人と比べてしまったりし、心的ストレスとなってしまう場合もあります。

 

大きい前歯の治療法

ディスキング

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ディスキング(IPR)は、やすりのような専用の器具で歯のエナメル質の表面を削る方法です。
削り幅は多くても0.5mm程度となり、エナメル質の厚さは平均2〜3mm程度であるため、歯の強度や神経に影響を与えることはほとんどありません。
ただし、ディスキングは繊細な施術であり、施術する歯科医師の技術に大きく依存します。
不安がある方は、まずかかりつけの歯科医師と十分に相談するようにしましょう。

 

前歯が大きく見えている場合の治療法

矯正治療

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前歯が大きく見えてしまう原因の一つに、歯並びの悪さがあります。
この場合は、矯正治療により歯並びを整えることが、歯が大きく見えることに対しての改善方法となります。
矯正治療を行うことで、今後の歯の健康を保つための土台を作ることもできます。

 

ダイレクトボンディング

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小さい歯がある場合に、その歯の大きさを補うことで全体的な見た目のバランスを整える方法として、ダイレクトボンディングがあります。
これは、小さい歯に直接レジンを被せて歯の形を整えるものです。
歯にすき間がある場合や欠けがある場合にも使用でき、歯を削る量が少ないことが特徴です。

 

ラミネートべニア

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ラミネートべニアは、歯の表面を0.3〜0.5mm程度薄く削り、その上から薄いセラミックを歯に接着する方法です。
セラミックを使用することで、自然な色合いと質感を持った歯を作り出すことができます。

 

セラミッククラウン

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セラミッククラウンは、歯の表面を1.5〜2mm程度削り、その上にセラミックを被せる方法です。
ラミネートベニアよりも削る量が多く、歯が折れるリスクや場合によっては神経を抜く必要が出てくることもあります。
しかし、耐久性が高く長期間にわたり安定した見た目を保つことができるため、前歯の大きさや見た目に対する問題を長期間にわたって解消したい場合には検討すべき選択肢の一つになります。

 

歯肉形成

歯肉形成は、歯ぐきのラインを整えるための治療法です。
局所麻酔を施した後、電気メスやレーザーを使用して、歯ぐきを2~3mm程度切除します。施術時間はおよそ10分で、術後の腫れも少なく、傷跡も目立ちません。
歯ぐきの切除範囲によりますが、費用は5~10万円が相場です。
治療前には、施術範囲や期待できる治療結果について担当の歯科医師としっかりと話し合うことが大切です。

 

まとめ

大島・東大島の歯医者、あおぞら歯科で、前歯の大きさについての悩みにお答え

前歯が大きい、大きく見えるという場合、その背景には遺伝的な要因や生活習慣が関与していることも多く、何が原因であるかを知ることが改善の第一歩となります。
原因を知ったうえで自分に合った治療法を見つけましょう。

 



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